病害・虫害・連作障害・雑草は生産の一番の大敵!

  栽培の中で一番の悩みは病害・虫害・連作障害・雑草対策です。
この問題は他の産業では出てきません。農業だけにあるものです。
栽培の中の一番大きなポイントです。
事業化の大きな壁といってもいいかもしれません。

 農作業に占めるウエイトも大きく80%がこの対策に追われ、重労働の原因にもなっています。
大きなウエイトを占めるだけに、ここに利権も眠っています。
この問題がなくなると仮定したら仕事を失う業者も少なくないことでしょう。
利権があるということは利権を持っている方からすると、問題がなくなっては困るということです。
農業を事業化する壁はなくならないということになります。
大変に根深い問題と言えるのです。

 農業はこの問題があるが故に、この事に大半の時間を浪費してしまうのです。
資金もここに集中します。経営からすると他にも考えなくてはいけないことがあり、
資金も必要とします。問題が発生してしまうと、そこまで手がまわらないことになります。
この問題に対処する唯一の方法は問題が出ないような方法で栽培するしかありません。

 農薬は唯一の対策と思っているかもしれません。
しかし環境問題や健康問題で農薬規制は厳しくなっています。
開発にも多額の費用が必要になっています。
大気汚染や異常気象は激しくなる一方です。
重金属で消毒した以前に比較すると効果は低くなっています。
回数を多くかけることで光合成を弱くするというマイナス面もあります。
農薬に頼らない対策が求められているのです。
それには今までの栽培方法の見直しが必要になります。

 静岡農業技術支援協同組合の指導スタッフはこのことについて
20年~30年の実績を積み上げてきました。
その中で自然物の活用法、微生物の活用法、土壌の環境づくり、光合成などの
技術を開発して農薬に頼らない方法を開発してきました。
開発された方法は全国の生産者のほ場で試験され実績を出しております。
事業化の障害となる大きな壁は取り除くことができたと確信しております。
この問題が解決されることにより最高品質の再生産が可能となりました。

もっとも大切な事業資金の調達方法

  事業をするには資金が必要です。通常資金は銀行で融資をします。
融資を受けるには事業計画書、決算書(または試算表)が必要になります。
農業以外の事業はこの書類を見ただけで融資しても大丈夫かどうかの検討がつきます。
農業について言えばどのような基準で貸出しをすればいいのか、
当の銀行自身ですら基準を作れないのが現状です。

 そのために農業の事業資金は農地と収穫物を担保にした農協資金と
国の就農制度の資金ぐらいしかありません。
農協資産の方は土地と収穫物がなければ借り入れはできません。
何も持たない人は最初から対象外です。
国の就農制度も一定の条件があり、これを満たさないと補助金は出ません。

 事業として資金の調達をするためのハードルは非常に高いと言わざるを得ないのです。
この考え方は就農したとしても数年は収入にならないことを前提にしています。
ハイリスク、ローリターンです。
事業として成立するのが難しいと言われているのです。
ですから初年度から結果を出さないと事業としては認められないのです。
最初から結果を出すことができた方は今までを例にすると数が大変少なかったのです。

 静岡農業技術支援協同組合は事業資金をどのようにして最小限にできるか、
これを大きな課題として取り組みをしてきました。
最少の面積、最少の設備、機械のレンタル、最少の肥料、そして最高品質です。
投資を最小限にして最高の品質で収穫できれば当然利益は出てきます。
利益が出れば、その利益で再投資ができます。

 これを事業計画書にまとめることができれば融資を出しやすくなります。
銀行側にしてみれば栽培をするために、どれだけの費用が必要なのか、
どれだけ価値あるものが生産されるのか、そして安定した販売先があるのかという
三点が明確になっているのかが大きなポイントになります。
そして、それは毎年同じように反復ができるかどうかです。
これが証明されれば銀行だけでなく、商工中金、政策金融公庫などの貸し出しも
受けやすくなります。

 国の制度で事業を援助する補助金というのがあります。
農業の補助金は数多くあります。
しかし農業の補助金は国の政策と方針を実行するためのものであり、
生産者のためだけではではありません。これを選別する必要があります。
補助金は農業だけではありません。経営者を育成する資金は数多くあります。
事業として農業が成立していると産業育成の補助金を活用することができるのです。
この場合も事業計画書や実績は必須条件になります。

 どんな事業でも健全経営をしていれば、金融機関はお金を貸し出します。
貸したお金が返ってきて利息を払ってもらえばいいわけですから…。
 そのための書類をどのようにして作成するのか、
このようなお手伝いも静岡農業技術支援協同組合は指導します。

投資を最小限にして、最大の売上げと利益を得る経営方法

  生産者は経営ということが、もっとも苦手です。
現在の農業生産者の多くは経営はやっていないのです。
経営は農協が代行しています。必要な資材は農協から自動的に届けられます。
収穫物は農協に出荷します。売上げの金額で精算されて明細書が届きます。
残ったのが利益というわけです。楽でいいと思うかもしれません。
経営を第三者に委託して欲しい利益が得られるでしょうか。
仕入れも販売もすべて委託して利益が出るとしたら、どんな事業でも経営者は必要ないのです。

 これは日本の農業の大きな問題点です。
経営は自分の手でやらなければ利益は出ないのです。
作物を栽培して収穫だけやっていれば利益が出るわけではありません。
利益を出す工夫、そして仕組みを作り資金管理をする必要があります。
なぜ、このようにも大切なことが抜け落ちているのでしょうか。
その大きな理由として栽培にかける時間をかけ過ぎ、お金もかけ過ぎないのです。
経営まで手がまわらないのです。

 経営の基本はプラン・ドゥ・チェックです。
どんな経営でも同じです。
まず計画を立てます。それを実行します。
そして結果を見て、もう一度プランの練り直しをします。
必要のない経費は削り落とし、必要とされるところに重点的に投資をします。
これを繰り返し実践してやっと利益が生み出せるのです。
これは税務会計の基本でもあります。
貸借対照表を作ることで問題点と改善点が明確になるのです。
方向転換もしやすくなります。
継続的に利益が得られる仕組みが作れるのです。

 農業の場合は他の産業と違い、貸借対照表が作りずらいと言われています。
それは農業の現場が特殊だと思われているからです。
実はただの思い込みです。農業でも他の産業と同じように作ることができます。
静岡農業技術支援協同組合はもっとも大切な経営のやり方についても指導します。

 経営の基本はどんな産業でも同じです。
投資金額は最小限にして売上げと利益は最大限にすることです。
これが実現できれば事業として成立するのです。
投資を最小限にする方法については栽培指導の中で明らかになると思います。
売上げと利益についてのポイントは付加価値です。
付加価値のないもので売上げを出すことはどんな産業でも不可能です。

 農産物は一次産品です。商品の原材料です。
原材料が高品質で物語性があれば商品に付加価値をつけることは難しくありません。
原材料を加工して商品化すれば高付加価値がつきます。
六次産業化です。
利益も最大になります。
野菜は原材料だけで販売すれば1トンいくらです。
それをサラダにして店頭で販売したら100gいくらになります。
原材料は1000倍になった計算です。

 そんなに付加価値がつくとわかっていながら、どうしてやらないのでしょうか。
やらないというよりは、やれないのです。やり方がわからないのです。
これは簡単ではありません。いろいろな技術が必要になってくるのです。
もっとも大切なのは付加価値がつくまての道筋です。
この道案内をやる人がいないのです。
農産物の栽培と加工した農産物の販売を同時にできる受け皿がなかったのです。
栽培は栽培、加工は加工と分離していたのです。
これを一体化することができれば農業は事業として成立することになります。

 この道案内を静岡農業技術支援協同組合が指導したいと考えております。
この結果、今までとはまったく違う農業生産事業者が出てくることを願っております。

新しい農業を事業として成立させるビジョン
「農業ほど儲かる商売はない!」

  農業は肉体的に厳しくて利益が出ないと思っておられる方は多いと思います。
農業には「可能性がある」「魅力がある」と言われてもピンとこないと思います。
それは、今までと同じやり方をしていたら違う結果にはなりません。
やり方は変えなくてはいけないのです。 やり方を変えるといっても、
いろいろなやり方を試してみるのでは時間がかかりすぎます。
何が問題で、肉体的に厳しく利益が出ない状況になっているのか、
これを明確にしなくてはなりません。

 農業は現在でも巨大産業です。270万人の農業者、農協、農業機械設備、農業資材と
多くの方が働いて組織化されています。
そして生産者の平均年齢は65歳です。
これだけ多くの人が関係していながら、産業自体が閉鎖的で
外部からはわかりにくい仕組みになっています。
多くの仕事は慣行で行なわれています。
慣行というのはこうしなければならないと事前に決めてあるということです。

 慣行で仕事をするわけですから、新しい発想は生まれてきません。
この慣行を見返してみると盲点がいくつも見えてくるのです。
それは設備から栽培、販売に至るまで、すべてに盲点があります。
特に栽培は盲点だらけと言ってもいいかもしれません。

その盲点を知り尽くした方がいます。現在の土壌学に詳しい関祐二氏です。
全国3000ヶ所もの土壌診断を現場に行って実行したのです。
その結果、共通した欠点が発見されたのです。
何をどのようにしたら、どのような結果になるのかということが
予測できるようになったのです。
問題になるものを事前に排除すれば状況は大きく変化します。
排除するだけでは50点です。排除をしたら穴埋めをしなくてはなりません。
それを何でやるのか、化学的なものではなく
自然物でやった方が多くの問題が解決できることもわかってきたのです。

 今までのやり方をどのように変えたら問題が解決されるのかと
道筋が見えてきたのです。
これを一冊の小冊子にまとめてあります。

 「農業ほど儲かる商売はない!」
わずか300坪の農地で500万円~1600万円もの利益を生み出す方法です。
やり方が変わればこれほどまで結果が違うのかと驚くことでしょう。
 静岡農業技術支援協同組合の基本的な理念の根本となっている考え方です。
一読をおすすめします。